
海鮮おすすめ通販館館長のゆでおかにです。
カニが好きで年末年始などには必ず蟹を食べるという方も多いですよね。でも蟹が昔から神聖な生き物とされ、スピリチュアルな縁起物だということを知っている方は少ないかもしれません。
誰でもサルカニ合戦などは子供のころ聞いたことがあるかもしれませんが、世界中の民話や説話、逸話などにも多く登場しています。カニって面白いですね。
私もますます蟹が大好きになりました。蟹を夕食で囲むときの話題にも最適です。
読んでみてください。
この記事では蟹はどんな生き物なのか、蟹の縁起や昔の説話、逸話、蟹に関する言葉などを紹介します。
何かどこかで聞いたことがあるけどそういうことだったんだ!と思うことがたくさんあるかもしれません。
蟹は縁起物
カニという生き物
カニ(蟹)は十脚目(エビ目)短尾下目(カニ下目)に属する甲殻類になります。
皆さんが良く食べるズワイガニは、
十脚目(エビ目)短尾下目(カニ下目)ケセンガニ科ズワイガニ属
という分類になります。
毛ガニは、
十脚目(エビ目)短尾下目(カニ下目)クリガニ科毛ガニ属です。
タラバガニやハナサキガニなどは、同じカニとして産業上では扱われていますが
十脚目(エビ目)異尾下目(ヤドカリ下目)に属し、ヤドカリの仲間になりますね。
どれも美味しいカニとしては同じですが、生き物の分類としては違いがあります。
縁起物としての蟹
蟹には昔から霊性があり、神聖で縁起の良い生き物とされ、その蟹の習性や姿からその様に信じられてきたようです。
*霊性(極めてすぐれた超人的な能力を備えた不思議な性質)
縁起物としてどのような意味があるかは、
- 蟹は抱卵し育て、孵化したら脱皮を繰り返し成長
:子宝に恵まれる/人間の成長する姿 - 蟹がはさみを上下に動かす姿
:幸運を招く - 泡を吹く姿
:お金が湧いてくる、金運上昇 - 茹でれば赤くなる色
:勝負運、厄除け
などになります。
昔から蟹はその独特の習性や姿から災いを避け、幸運を招くという意味合いで信仰されてきたようです。
それらの信仰以外にも、霊性を感じることから世界中の説話、逸話、民話などにもたくさん登場します。
蟹に関する昔の説話、逸話
蟹はある意味信仰に結びついた生き物として世界中の様々なお話に登場します。
日本では民話のさるかに合戦(ずる賢い猿が蟹をだまして殺し、その蟹の子どもに仕返しされ死んでしまうというお話)や今昔物語の蟹の恩返しなどですが、
海外ではお釈迦さまの前世の物語である“ジャータカ”などにカニが登場します。
またキリスト教を日本に伝えたフランシスコ・ザビエルのカニに纏わる逸話もあり、いかに蟹が昔から人間と深い関わりを持っていたかがわかりますね。
いくつか内容を簡単にご紹介します。
今昔物語 蟹の恩返し
観音様を信仰している慈悲深い娘がある日蟹を助けた。その後娘の父親が蛇が蛙を呑もうとしていたところ、蛙を助けるなら娘を嫁がせろとの約束をしてしまう。
その後蛇が迎えに来たが断ったため蛇が暴れると、親子は観音経を唱え、救いを求めた。すると蟹は蛇を挟み切って殺し、恩返しした。という物語。
親子は娘の身代わりになった蟹と蛇の供養のため、お堂を立て観音様を祀りました。そこからお堂は蟹万寺と名付けられたそうです。
蟹万寺:京都府木津川市山城町にある。仏教文化が栄えた白鳳時代末期に建立されたとされる。
白鷗期:美術、文化史の時代区分。7世紀後半(645年大化改新~)8世紀前半迄をさす。
お釈迦さまの前世における物語『ジャータカ』の大ガニ
昔ヒマラヤの湖にとても大きな蟹が住み、水を飲みに来る象を捕まえて食べていた。
ある時象の王に子象が生まれた。その後立派に成長し若者の象は結婚し湖に住む象たちと大ガニを退治しようと決心する。
大ガニをおびきよせてやっつける方法を考えて、試みたが蟹のはさみで足を掴まれ苦痛で顔をゆがめる。それを見た妻は夫を勇気づけながら、大ガニに対しては他に勝るものはないとほめたたえ、夫を放すよう懇願した。
ほめられた大ガニはうれしくなって油断し、その瞬間足を挟んでいたはさみが緩み、若者象は足をあげ大ガニを踏みつけバラバラにしてしまった。というお話。
夫を想う妻の勇気づけの言葉や知恵で大ガニを退治したという妻の美徳、知恵などを表しているようです。
ザビエルと蟹の逸話

日本にはじめてキリスト教を伝えたことで有名なポルトガルのフランシスコ・ザビエル。そのザビエルには蟹に纏わる逸話があります。
- ザビエルが布教の船旅をしている最中、暴風雨にあってしまい転覆の危機に直面する。ザビエルは嵐がおさまるのを祈って大切な十字架を海に投げた。すると嵐はおさまり、無事目的地に到着したという。その後蟹が十字架を届けてくれたというお話。
- ザビエルが船旅の途中、船が座礁して船底に穴が開き、船が沈没しそうになった。その時一匹の蟹が甲羅を船底の穴にあて浸水を防ぎ、無事に船着き場に着くことができた。船は守られ、ザビエルは無事だったが、守った蟹は絶命してしまったというお話。
以降この近くで獲れる蟹の甲羅には十字架の模様が刻まれていてザビエルガニと呼ばれるようになったとか。
その蟹は東南アジアなどで獲れる背中に十字架に似た模様を持つ“シマイシガニ”では?とも言われたりしています。
以上、蟹にまつわる説話や逸話などをご紹介しましたが、他にもまだたくさんあります。
蟹は昔から何か霊性のある神聖な生き物として私たちの身近に存在していたのですね。
蟹に関する言葉(ことわざ・慣用句など)
それでは次に皆さんも少なくても一度は聞いたことがあるかもしれない、蟹に関する主な言葉をいくつかご紹介します。
- 蟹は甲羅に似せて穴を掘る
人はその身分や力量に応じた思考や行動をする。自分に応じた分相応な生活をしなさいという戒め - 蟹の念仏
蟹が泡を吹くようにブツブツとつぶやく様 - 蟹の横ばい
なかなか前に進まず進展しないことや、他には不自由に見えても自分には適していて都合が良いというたとえ - 月夜の蟹
蟹は月光を恐れ、餌を食べず、身がつかないことから、“中身がない”というたとえ - 蟹は食ってもガニ食うな
蟹を食べるときは、ガニ(エラの部分)は食べてはいけないということ
ガニ:蟹のエラで、海中で汚れや不純物などを除くべく機能しているもの。
以上まだまだありますが、代表的なものをご紹介しました。蟹が昔から人々の生活にいかに密着していたがわかりますね。
まとめ
今回は蟹の縁起や昔の説話、逸話、蟹に関する言葉などを紹介してきました。いかがだったでしょうか。
皆さんも、縁起の良い蟹を食べて更に運気を上げてくださいね。
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